友禅小物から作家作品きものまで揃う、加賀友禅の店「ゑり華」

加賀の千代紙~贅沢な加賀友禅の千代紙

2009/1/27
商品情報

ネットショップからのお問い合わせもありましたので、ちょっと語らせていただきます。

開発のきっかけは、18年前にさかのぼります。
金沢駅の高架に伴い、現在の金沢百番街というショッピングゾーンが新たに出来ました。
当店もご縁あって、今のおみやげ館に出店することが出来ました。
柱一巻きという広い場所を頂き、友禅のオリジナルショップ、金沢からの贈り物をコンセプトに
お店づくりと商品開発に取り組みました。

商品群の柱に「布」以外のものを据えたいと考え、開発したのが「加賀の千代紙」なのです。
板場のある染屋さんにお願いするのですが最初は取り合ってくれません。
板場というのは型染をする長~い台(約13メートル)のある染場です。
金沢で板場のある染工場は現在では本当に少なくなりました。京都でも日本中でも同様ですが・・・

店主もしつこく何度も何度もお願いして、最後は染工場の社長さんではなく、職人さんが
了解してくださいました。金沢の職人魂ここに有り!と言うぐらい、このときの嬉しさは今も忘れません。

そうした末に染め上がったのが「加賀の千代紙」というなんとも贅沢な友禅紙なのです。

最初は染める紙自体もこだわり、金沢・二俣の斉藤博さんの手漉き和紙を使いましたが、
さすがに高価になりすぎ、機械漉きの和紙を使用するようになりました。

使う型は加賀友禅着尺を染める型をそのまま使いました。
ご存知のように、加賀友禅は多彩なうえに「ぼかし」で繊細な表現をします。
そんな訳で一枚あたりの大きさは約40センチ×60センチ
使う型枚数は20枚以上にもなりました。

また、長い反物を染める型なので、型次ぎという凹凸が両端に出てきます。
柄は4柄あるのですが、人気はなんといっても「御所解」柄です。
地色は10色以上つけました。

細かい草花文様が全面にちりばめられ、どんなに小さく切ってもその存在感は失われない
凄い千代紙になりました。

印刷の世界では凝ったポスター印刷が特色5色使いと言うだけでもたいへんなものだと聞きましたが
この「加賀の千代紙」は濃淡合わせて20色を重ねています。印刷の常識では考えられない
とんでもないことを、友禅染という仕事では当たり前のようにしていたんですね。

それは魅了されないわけが無いというぐらいのものになるわけです。
そうして出来上がった「加賀の千代紙」で様々な友禅紙製品を開発しました。
中でも評判が高かったのが「かなざわ小町」というあぶら取り紙です。

金沢名物のあぶら取り紙に「加賀の千代紙」の表紙をつけたもので、価格も315円とお求め
やすいこともあって、当店の人気商品となりました。

「加賀の千代紙」の他にも数々の商品を開発してオープンしたのが
金沢からの贈り物 華や KANAZAWA
なのです。ちょっと懐かしさも手伝って長くなりました。
どうぞ、今後もご愛用のほど、お願い申し上げます。

加賀の千代紙製品のラインナップを見る

友禅作家:斉藤道代コーナーを新設~本店


店舗情報/ゑり華 金沢タテマチ本店

一見、これが加賀友禅?!

そんな印象を持たれるかもしれない、とても魅力に溢れた作品が楽しめるコーナーです。

逆に言うと

加賀友禅という枠に収まらないというか、超えてる感じです。

まさに、「斉藤道代の世界」がそこにあります。

素材は 

正絹。(と言いながら、竹の繊維50%という生地も使用)

でも、家で洗える

糸目糊にこだわらず

刺繍でも絞りでもない

ギャザー縫いという彼女独特の技法を取り入れながら

微妙ーな「あんぎゅれーしょん」を醸しだしています。

ゑり華竪町本店、1階奥、「はなもっこコーナー」隣にございます。

ヒヤカシ半分、お楽しみ下さい。

今回の展示商品:ストールのようなショール42000円より

家紋を探る~遊び心と和のデザイン

2009/1/19
媒体掲載情報

新刊のご紹介です。
以前も「女紋」という本をご紹介しましたが、同じ森本景一さんの著書になります。
例によって、会長の加賀紋をご紹介してくださっている関係で、店主の手元にも送られてきました。
今回の「家紋を探る」もとても面白いです。
筆者の疑問と推測、そして調査からの裏づけ実証と、どんどん吸いこまっれるようにはまっていきます。
まさに、家紋探偵、謎に迫るの巻きです。
ぜひ、お読みになって下さい。着物の世界にとどまらない、和の世界にひきこまれること間違いありません。

まだ、お電話でしかお話したことない森本さんですが、一度ゆっくりお話したい方です。

加賀店のスタートはきものde新年会!

2009/1/4
きものdeさんぽ

本日、持ち寄り新年会を開催しました。
皆さん、おせち料理の残りよと言いながら、美味しいものが勢揃い。
とっても豪華で贅沢な新年会となりました。今日のきものお披露目コーナーでは想いや工夫の程をお話下さいました。
皆、感心するやら驚くやらその都度取り巻きができて大いに盛り上がりました。
来年も1月4日に開催を決定!是非、ご参加下さい。

  
独立店舗の強み?臨時休業しました。     NPO活動出席率NO.1の平林さんに記念品贈呈!

  
支部長とのジャンケンゲーム。結構盛り上がるんです。  今日のきものは?のコーナーでお誂えの干支の丑を披露。

  
お母様の嫁入りの時のきものです!可愛い!40年前なのにね。 店長はお腹ではなく丈を出したよと説明。

  
この帯留は?   もう、洋服で付けそうにない、ブローチに留具を付けたものです。素敵です!

  
こちらは器用にご自分で作られた足袋。達人です。  これまたお誂えの染帯。大島紬の柄を描いてもらいました。オシャレ!

新年最初の花コレは「時代花嫁のれん」でスタートです。

2009/1/3
加賀染織工芸サロン&館

新年を飾るにふさわしい企画です。
やはり華やかで豪華、そしてほのぼのとさせる雰囲気を持ってますね、花嫁のれんは。

本日ご覧になられたお客様は
「こんな、地味な藍染の花嫁のれんもあるのね!」
と驚いていらっしゃいました。

そうなんです。
日本に化学染料が入ってきたのは明治も後半のこと。
それまでは藍染が主流でした。
地方の染屋さんまでが化学染料を使いこなすのに時間が掛かっていますが、
石川では大正時代になってようやく、慣れてきた仕事が見受けられます。

時代と共に変化していく花嫁のれんの歴史を垣間見ることも出来る展示内容になっています。
1階に3枚、2階に8枚、計11点を展示しています。

■内容 花岡コレクション~「時代花嫁のれん展」
■期間 平成21年1月2日~31日まで
■場所 タテマチ中ほど 加賀友禅の店 ゑり華本店内
      加賀染織工芸サロン
■入場 無料

新年明けまして おめでとうございます。


店舗情報/ゑり華 金沢タテマチ本店

新年明けまして、おめでとうございます。
本年もきものが楽しくなることをいろいろ考えてまいります。
ぜひ、ご一緒に楽しんで参りましょう。よろしくお願いいたします。

竪町本店では「わたしの振袖展」を開催中です。(12日まで)
加賀店では4日(日)午後2時よりお持ちよりによる、きものde新年会を開催します。

加賀友禅の店 ゑり華