友禅小物から作家作品きものまで揃う、加賀友禅の店「ゑり華」

10月の加賀のお国染コレクションの展示が出来ました。

2008/9/30
加賀染織工芸サロン&館


タテマチ本店1Fの展示コーナー 手前のマネキンは男の和のタキシードでシルク仕様のもの

2Fの展示コーナー 半衿がついている長襦袢もあり そのコーディネートも見どころです。

タテマチ本店の加賀染織工芸サロンでは、「時代長襦袢展」です。見えないところにここまでオシャレしていた昔の人は本当にスゴイ!と思います。

主に大正時代のものが多いのですが、100年も前のことです。しかし、何が進んで発達したのだろうか?と疑問に思えるほどのこの時代の感性の素晴しさに気づかされます。

皆が、着物を着た時代だからでしょうか?店主はいつも展示しながら、この時代の人々の価値観や心理を想像するのですが、及びもつきません。

今の時代があまりにも、モノが溢れ、多様になってしまっているからかもしれませんね。
店主はこの時代のほんの僅かな感性でも活かせたら素敵だろうなと考えています。
先人に学ぶことのなんと多いことでしょう。

加賀店の加賀染織工芸館では「時代子供の着物展」です。風呂敷から子供の着物に展示替えをしたとたんに、会場がパッと明るくなりました。

今の時代に比べれば、とっても地味な色使いなのですがこんな着物を着せてもらえた子供たちは何と自慢らしいというか、大人びた「おしゃまさん」だったことでしょう。

どちらも10月27日までの展示です。水曜日のみお休みを頂いています。入場無料。


身頃を広げる作業が完了していませんが、じっくりご覧になれます。

真ん中の青い着物は紐の柄が着物と同柄で、紐飾りの干し網の刺繍が可愛いです。

末松智先生の「金沢城復元画」展を観て来ました。


店主の独り言

広坂の石川国際交流サロンで加賀のお国染展を何回か開催しているうちに、近しくさせて頂いている先生です。
日本の大学にはない専門分野で、ドイツなどへ留学され「復元画」というジャンルをご専門にされている先生です。
皆さんご存知の菱櫓、五十間長屋などの復元は先生の復元画が発端になったとも聞いています。

簡単に一枚のスケッチとしてご覧になっていらっしゃいますが、その一枚の絵にするまでが単なる空想画とはまったく違う世界なのです。

今回制作されたのは城南端部にあたる、東面の百間堀と南面のいもり堀が向かいあう位置から見上げた「巽御櫓」の復元画。

先生は古い石垣の跡や現在の石垣、文献など細かに分析。そして透視画を作成され骨格に基づいて肉付けをされるという、とても手間のかかる工程を経て、しかも想像力をフルに使って一枚のスケッチ画として仕上げる大変なお仕事なのです。

広坂から石川門へ向かう左角にこんな櫓がそびえていたなんて! 感動もんです。

会場にはこれまでの復元画も展示されており、在りし日の金沢城を垣間見れるという、ちょっとしたタイムスリップの感覚が味わえます。是非、ご覧になって下さい。

と き:9月30日~10月12日(10/6月曜日は休館)
ところ:石川国際交流サロン  入場無料

オリジナル加賀友禅柄とシビラの風呂敷が人気です

2008/9/28
店舗情報/きもの華や加賀店

  

古典とモダンの柄が対照的なこの組み合わせ。
ゑり華・華やならではの面白さです。

写真はJR加賀温泉駅の新名所?と成りつつあるきもの華や加賀店です。
店内奥には加賀染織工芸館として加賀お国染めの花岡コレクションを常設展示。
バスや電車のちょっとした時間待ちにちょうど良いスポットになっています。

小風呂敷を求める
風呂敷を求める

加賀友禅の新作訪問着がウインドウにかかってます

2008/9/26
店舗情報/ゑり華 金沢タテマチ本店

今日のゑり華タテマチ本店正面ウインドウです。

手描き友禅の振袖、加賀友禅訪問着古泉良範作、新作袋帯西陣小森謹製、女児一つ身になります。

新人荒谷さんが掛け替えをしてくれました。新人といっても彼女も一年が経ちました。もう一人でお客様のお相手をしています。時が経つのも早いですが、彼女の成長もとても早いです。嬉しい限りです。

ちょっと気になる「紫織庵」が今年も魅せます


イベント告知


  蔵の中の大正友禅の襦袢と羽裏たち

今回のテーマは
「見せないde魅せるおしゃれ」
 
ご存知、京の襦袢&町屋の美術館「紫織庵(しおりあん)」の大正友禅きもの・お襦袢・羽裏展がいよいよ始まります。
前回は1年前の5月でしたから、浴衣中心にご覧頂きましたが、今回は小紋、振袖、帯、ビロードコート地、襦袢、裏物、袋物、バッグまで一同に揃えました。

表からは見えないところでちょっとおしゃれにしてほしい、大正友禅の世界をご紹介します。

ゑり華オリジナルの「大嘘つき」にもお使いいただける紫織庵の襦袢地もご用意。
なんとも贅沢な嘘つき襦袢の袖の分だけの切り売りもこの時は特別にOKです。

ゑり華・華やが提案する振袖「わたしの振袖」も紫織庵スペシャルとして、特別出品。見慣れた絵羽付けの模様とは一味違う紫織庵の振袖をご堪能下さい。

着物入門者のための「スターターキット」、特別限定品のお買い得品もご用意してのこの機会をお見逃し無く。

■加賀会場
 と き:10月3日(金)~6日(月) 10:00~19:00
 ところ: JR加賀温泉駅隣 きもの華や 加賀店

■金沢会場
 と き:10月10日(金)~13日(月) 10:00~19:00
 ところ:加賀友禅の店 ゑり華 タテマチ本店

       
友禅着尺とシンプルな帯、手前3つは襦袢 大胆な柄の友禅着尺での振袖

  
 2Fの紫織庵コレクション展示室        町家美術館の看板

金沢園遊会2008金沢おどり を観て来ました

2008/9/21
店主の独り言

華やな舞台で、艶やかに、そしてピーんと張り詰めた緊張感とため息。日本のなかでもこれだけのレベルでお披露目できるところはないでしょう。芸妓さんだけで編成する和のオーケストラである「素囃子(すばやし)」は京都でも出来ません。お見事の一言です。
明日は浅草からも芸妓さんが金沢おどりを観にいらっしゃるとか。そのレベルの高さが分かります。
店主は花道側のやや後ろの席でしたが、最後の総おどりの新曲「金沢風雅」では芸妓さんが手拭を振る舞います。ラッキーにも手にしてしまいました。ケキョ ケキョ ホウ ホケキョ!

  

男児用 背守り押絵紋 出来上がりました


商品情報


    狛犬 い          狛犬 ろ          狛犬 は

     桃 に           桃 ほ           桃 へ

男の子用の背守りをというお声にお応えして、山本ユタカ先生が丹精込めて創って下さいました。
先生の作品の中でももっとも手の込んだ、狛犬と桃です。
一つ身の背中にぜひ、付けてあげて下さい。

とても可愛い、オリジナルの祝い着になります。

価格は 狛犬が4725円、桃が2100円です。

押絵紋「狛犬」が欲しい方
押絵紋「桃」が欲しい方

リニューアルなった石川県立美術館で法隆寺展を観ました

2008/9/20
店主の独り言

一年お休みしていた美術館が本日、ようやく改修工事も完成してリニューアルオープンしました。
表通りから正面玄関が見えるようになり、開放的で明るい雰囲気になりました。

「法隆寺の名宝と聖徳太子の文化財展」も大変な力の入れようで、よく「国宝 玉虫厨子」を持ってこれたなあと、感心するばかりです。大野玄妙(おおの・げんみょう)法隆寺住職もおっしゃられていましたが、嶋崎館長さんはじめ美術館の皆さんの努力の賜物でしょう。
金沢で拝めることの有り難さを感じます。

実は第3土曜日は朝の7:30から「土曜クラブ」という異人種交流会がありました。
もう、20年も続いている講師を招いて、お話をお聞きして、一人一人が感想を述べるという小さくもユニークな会です。店主は向かいの大友さんに誘われて以来、10年のお付き合いです。

第3土曜日の朝なら都合が付きやすいだろうということからこのような開催日と会の名前になったのでした。

さて、本日のゲストは広大舎の谷田暁峯先生で、演題は「佛の教えは家に在り」でした。
真宗大谷派お坊さんなんですが、長くミサワホームにお勤めされ、8年前から辰口のご自宅を「広大舎」と命名され、そこを聞法道場とされて在家仏教の教えを説いていらっしゃる方でした。

とても楽しいお話で、店主はとても分かりやすく「暁烏敏全集」の刊行にも携わった先生のお話で、今まで遠い存在のものが近くなった気がしました。
県美の展示にも親鸞聖人の資料が展示されており、今日は何かと仏様とご縁のある日になったのでした。南無阿弥陀仏

えり華の振袖

2008/9/16
店舗情報/ゑり華 金沢タテマチ本店

「わたしの振袖展」というタイトルで展開してきたゑり華の振袖。

コンセプトは「あなたの個性を引き出し、活かします。」です。

品揃えは二つの友禅振袖が中心。

一つは

もちろん、「加賀友禅振袖」。 手描き友禅もございます。

自然派の優しい気持ちを大切にするそんな方にお似合いです。

もう一つは

京友禅の「千總の振袖」。

ご存知、創業1555年、453年の歴史を経て古典柄のスタンダートを世に送り出してきた超ブランドです。

その他は店主の目に適った感性と仕事の品。

流行りモノは得意としません。悪しからずご了承下さい。

ふりそで姿に欠かせない、袋帯、長襦袢、帯締め、帯揚げ、重ね衿、草履バッグ、ショール、和装肌着一式、そして裏地お仕立てとすべて、この2つの友禅振袖に対応した品揃えです。

店主のこだわりは「いろ」です。
加賀の「いろ」、千總の「彩」。どちらも微妙な色です。配色はさらに妙を極めます。
ゆえに、その「いろ」を活かす数々のパーツは互いに活かしあうものでなければならないと考えます。

どちらの友禅も多彩です。
振袖だけ見ていると素敵でも、合わせてみたら今一。
こんな経験はありませんか?

着姿はコーディネートで決まります。
どなたも振袖だけを羽織って済ますことは出来ないのです。

大切な品揃えを忘れていました。
それは、お母様やお祖母様のお召しになった大切な振袖です。
帯や小物もおありでしょう。

ゑり華はタンスの中で出番を待っているこの振袖や帯を一番大切にしています。
しかしながら、お嬢様に恥をかかせてはいけないことも心得ています。
自慢にもなりませんが、新しい振袖の販売以上に、お手持ちを活かすお仕事が多いかもしれません。

流行りものの決まりきったセットに比べて格段にコーディネートは難しく大変ですが、腕が鳴ります。
時代を超えて美しいもの。その美しさを活かす現代の「いろ」との組み合わせ。
これを可能にすることがゑり華のコーディネートの信条です。

どこにも自分が探しているものが無い時は「お誂え」です。
これもゑり華が得意とするジャンルです。無いものは「創る」なのです。

大事なことがもう一つ。
ご予算をしっかりお伝え下さい。
すべてそろえて(パールトーン加工、髪飾りを除く)28万円(税別)よりご用意できます。
手描き友禅で48万円~、本加賀友禅で80万円~、千總友禅で58万円~になります。

お支払いも、信販分割、カードに対応しています。
着付け、お手入れ、提携写真館さんのご紹介もいたします。

「わたしの振袖」 と言ってもらえるようお手伝いするゑり華です。

加賀市の市民野外美術展「アートみらい2008」に協賛・出品


店主の独り言

きもの華やもお蔭様で、JR加賀温泉駅の隣で店を構えさせて頂いて、1年が過ぎました。
加賀市のお世話になっている皆さんへ、ご恩返しのつもりで加賀市からの美術展の協賛店として依頼を受けました。
協賛といってもオリジナル商品の提供ですが、加賀市の文化振興室の方は大変喜んで下さいました。

ついでにかどうかは判りませんが、一般公募の作品出品の依頼も受けてしまいました。
間伐材を利用した板切れを何枚か頂き、何でも好きなものを書いたり、描いて出して下さいとのことでした。

店主がアーチスト気分で描いた20cm四方の6枚の板切れはどのように展示されるのでしょう?
そして、その芸術性は?一日限りの美術展でご覧になって下さい。お楽しみに。

◆テーマ :きになるアート み~つけた!
◆日 時 :10月12日(日)  10時00分~17時00分
◆場 所  :大聖寺ふれあい広場古九谷の杜
【入場無料】

加賀市分校のにしむらぶどう園でルビーロマンを試食!

2008/9/15
店主の独り言

石川県でちょっと話題のぶどう、「ルビーロマン」。
今年8月に初競りにかけられ、一房なんと10万円の高値を付けました。
どんなブドウなんだろうという好奇心も働いてもいたのでした。

店主が加賀店に向かう途中の加賀の分校ににしむらぶどう園さんがあります。
朝、ちょっと時間があったので寄ってみると、ご主人が朝摘みのぶどうを店頭に並べていました。

「どうぞ試食してみて下さい。」の言葉に甘え、一通り味わってしまいました。
品の良い甘さの「安芸(アキ)クイーン」を買いました。2房1100円。

ふと、目線を上げて横を見ると「これがウワサのルビーロマンです」の文字が目に飛び込んできました。

スーパーに行ってもお目にかかれなかった、あのルビーロマンがそこにありました。
「これは売ってないの?」と尋ねると、市場を通してしか販売できないとの事。
なので、試食だけでしたら、と勧められ一番大きな粒を頂きました。

何とも品の良いお味で、中華の小籠包のように中からジュースが溢れてきます。
「今の一粒が2000円ですよ。」
「?!!!」

10万円を一房の数で割ったらそんな金額になるそうで。
実質は1万円~2万円で流通しているそうで、それでも一粒200円!

目を白黒させている店主にご主人は
「お兄さん、ジュース試飲させてあげるわ。」とショットグラスに1口入れてくれました。

「うーん、これは甘すぎる!」
「そんな人のためにもう一種用意してます。」

「これは、スキッと爽やか!」
「朝のお目覚めにはもってこいですよ。」

と言うわけで、キャンベルジュースも頂いてしまいました。1リットル1050円。

朝から禁断の果実を食べて、しっかりお買上してしまった店主でした。

背守りを付けました

2008/9/14
店主の独り言

今まで自分の背守り押絵紋は付けた事はありますが、他人様のものをお付けするのは初めてで、ちょっと緊張しました。

お付けしたのは、今回の催事でお呼びした特別ゲストの男性。
おしゃれな絞りの袖なし羽織にご自身で選ばれた「すずめ」の押絵背守り。
すぐに着たいので、この場でということで何故か店主が針を持っています。

ちょっと上向きにとのご注文でしたが、いかがでしょうか?
ご本人、これ着て新幹線乗って東京へ向かわれるとか。

それはもう、注目の的ですね。
静かに広まっている背守り押絵紋。
また1人ファンが増えました。

ところで・・・
山本ユタカ先生、寺井正恵先生に創っていただいている押絵紋ですが、今後、手数の掛かるものはちょっと価格が高くなります。これからも良い作品を創って頂きたい一心からです。
どうぞ、ご理解頂きますようお願いいたします。

背守り押絵紋を求める

歴博「世界大風呂敷展」終了御礼


イベント報告

7月19日から開催していました、石川県歴史博物館での「世界大風呂敷展」、お蔭様で期間中8000人を超える方々にご覧いただき、無事閉幕しました。ありがとうございました。

当店の花岡コレクションからの「加賀のお国染風呂敷」も別室にて好評を博したそうで、カラフルな世界の風呂敷、日本の中でも繊細で大胆な文様、藍染の加賀の風呂敷は観る人に癒しも与えられたようです。

撤収に伺って風呂敷をたたんでいると、裏の継ぎ接ぎがとても面白く、ジャンルを外して継ぎ接ぎだけの展示を企画しても面白いかも!というアイディアが浮かびました。

もったいない、ものを大切にする心、誂え物だからなお更大事にしたいという昔の人の気持ちが伝わってきます。

継ぎや補強の当て布がオシャレにデザインしたものもあり、昔の人の知恵には感心させられます。

「加賀のお国染 時代風呂敷展」はJR加賀温泉駅隣の加賀染織工芸館にて今月29日まで、引き続き開催しています。

  

加賀の背守り押絵紋を付けた3歳の被布を作りました

2008/9/11
商品情報

  
赤い被布に前向きうさぎ

  
淡いピンクの被布にお座りうさぎ

七五三の準備をされる方が増えてきました。
当店にも、七五三用の押絵紋の問い合わせがあります。

そこで、NHK大河ドラマの篤姫もご愛用のあの可愛い「被布」にオリジナル背守り押絵紋を施したものをご用意しました。
被布サイズはM寸で身丈約46cm、3歳用。表地は絹100%、裏地・中綿はポリエステルです。

背守り押絵紋は可愛いウサギさんです。こちらは山本ユタカさんのお弟子さんで寺井正恵さんの作品。やはり丁寧できれいな仕上がりです。

撮影は背守り押絵紋を被布に置いて撮っていますが、ご注文を頂いてご要望によりかがりで縫い付けます。
どちらも各1点のみです。
価格は15,750円。送料、代引き手数料は別途となります。

背守り押絵紋を選ぶ

加賀友禅訪問着・留袖の新作が入荷!

2008/9/8
店舗情報/ゑり華 金沢タテマチ本店

「社長!ここの加賀友禅、異常ですよ。」

今回の展示会で、特別に語り部として入っていただいた方から言われた言葉です。
「こんなにレベルの高い、上質な品揃えの加賀友禅の数々を見せてもらったのは初めてです。」
「枚数だけ揃えて『大加賀友禅展』としている所がほとんですよ。」
「一日見ていて飽きませんもんね。」
「さすが、『加賀友禅の店』という看板だけのことはありますね。」

店主がじっくり品定めしたもの、注文をつけて別染したものなど普通には在りえない中身の濃い作品が充実。自負はしていても、なかなか自分からは言えませんが、このように言ってもらったら自信を持って書くことができます。

数を追わない、品質重視の品揃え。その横顔をちょっとご覧にいれます。

  
千總謹製京友禅 訪問着  江波秀明作 加賀友禅黒留袖

 
古泉良範作 加賀友禅訪問着   高岸小波作 加賀友禅色留袖

  
大久保謙一作 加賀友禅付下着尺  藤村建雄作 加賀友禅訪問着

浅草から職人さんが来場、正しい草履の履き方を教えてくれます

2008/9/6
店舗情報/ゑり華 金沢タテマチ本店


   1足づつ、手を入れながら大きさ、しまり具合をみて調整します。

当店では1年おきに実演に来て頂いている、茂木さん。
ファンの方もいらして、草履の履き方、なぜ鼻緒は真ん中か、大きさについてのアドバイスなど鼻緒をすげながら楽しくお客様とお話されています。

この辺が人気なんでしょうね。
茂木さん自身、「草履の文化で世直し出来ますよ。」と言われるだけあって、日本文化の凝縮のような下駄や草履の素晴しさを語ってくれます。

  
  沢山ありすぎて迷われる方も・・・      可愛い刺繍の鼻緒も

  
  ホースヘアの鼻緒も        若女将も草履のかかとを交換してもらいました

200種の鼻緒の中から選ぶ自分だけの草履お誂え


店舗情報/ゑり華 金沢タテマチ本店

いよいよ、宝穣祭が本店で始まりました。
人気はやはり逸品百選と鼻緒をその場ですげる草履のお誂え。

たくさんの鼻緒の中から自分の1本を選ぶのに皆さん迷っています。
横目で見ていると性格というか好みがそれとなく出てくるのが何ともいいのです。

おしゃれは足元から。
これは、和装にも当てはまるなとコーディネートを観ながら思う店主でした。

今回はご予約の無い方でも、特別価格で受付。

合皮R芯草履(全6色S~LLサイズ)にお好きな鼻緒(4000円)をすげて、15000円にてお誂え。
鎌倉塗りの台と寄木作り表の桐草履にお好きな鼻緒(4000円)をすげて、13000円でお誂え。

鼻緒は4000円以外のものもご用意。差額分を特別価格にプラスして対応いたします。
職人さんはお一人で、ご予約の方優先で対応しています。その場でおすげ出来ない場合もございます。後日のお渡しとなりますので、ご了承下さい。

宝穣祭 金沢会場 : 9月5日~8日 
     加賀会場 : 9月12日~15日。

  

  

加賀友禅技術振興研究所(仮称)設立準備委員会に呼ばれました

2008/9/3
店主の独り言


  中日新聞web 石川版 9月4日の記事より

店主はまだ見ていないのですが、NHKニュースなどで見たよと言われました。

山出市長さんが
「金沢は金箔と加賀友禅が工芸の2枚看板です。何とか知恵を出して、技術支援、情報提供、後継者育成、販路拡大を図って欲しい。」
ということで、今年度設立準備委員会を開き、来年度から研究所を立ち上げたい意向です。
加賀染振興協会の石山理事長さんがメンバーを選ばれ、店主も先月お願いされました。

当店も「加賀友禅の店」と謳っている以上、放って置けません。私でお役に立つのならばと、委員の依頼を受けました。

来年3月までの間に何回か委員会を重ねて、来年度から立ち上げたい意向です。

委員には友禅師の柿本市郎さんを始め、染屋さん、糊屋さんなど生産の立場の方、商社さん、美大の先生、有識者の方々、今日は欠席でしたがきもの雑誌の「七緒」の編集の方もいらして、それぞれの立場での問題点も聞けて勉強になりました。

店主は「着物離れ」という言い方はお客様を悪者する言い方で嫌いです。きものの魅力、加賀友禅への憧れは全く色あせてはいません。ただ、一部の粗製濫造を続けるとブランド全体のイメージを下げてしまいますと、意見しました。

この業界がよくなってもらえたらと願わずにはいられません。

京都文化博物館でKAZARI展を観ました


店主の独り言


チケットの半券より

かざり展~日本美の情熱 が9月15日まで京都の文化博物館で開催中です。
ちょうど同じところで仕入先の展示会が行われていたので観てきました。

タイトル以上にとても面白い内容と展示でまたとても勉強になりました。
中身が見えにくいので、解説をそのまま書いときます。

古来より日本人は、身に付ける物や身のまわり品などの日常生活から、戦場、祭礼、神仏信仰の場にいたるまで、華麗に且つ奇抜な独創力旺盛なエネルギーをもって飾りたててきました。時に実用性を度外視するほどの「かざる」情熱は、日本の文化を形成するうえで大きな原動力となってきました。本展では、縄文時代から現代に至るまで時代を超え、用と美、聖と俗が渾然一体(こんぜんいったい)となり展開した日本における「かざり」の世界を、絵画、工芸、芸能などの分野を超えた斬新な展示構成により紹介いたします。
*展示作品は、国宝・重要文化財を含む約250点(作品保護のため、会期中展示替えを行います。)

ということになっています。

とにかく、展示品は多岐にわたり、どれも興味深いものばかりです。

その中でも、店主が目に留めたのは、「つぼつぼ」。
「かざらないかざり」という名目で展示されていました。
茶の湯で、新築した茶室で初めて催す茶会の懐石膳でなますなどを入れて添えたものだそうです。
実は、店主は「つぼつぼ」という柄名は知っていたのですが、実物を見るのは初めてで、これを見て描かれている柄がやっと納得がいった次第です。素焼きの小さな器なので、これのどこが「かざり」なの?という感じです。だから「かざらないかざり」になっているんでしたね。
  
   KAZARI展図録より          ネットから 手拭の柄にありました

戦国武将の鎧甲冑も見事に飾られています。機能性など微塵も感じられません。噴出しそうなユーモラスさえあります。
興味の尽きない面白い展示品の数々でした。

この展示は東京のサントリー美術館からの巡回展です。そのサントリー美術館では、松坂屋さんの小袖コレクションの展示会が開催されています。こちらも大阪に巡回してきますが、楽しみな展覧会です。

初公開 松坂屋京都染織参考館の名品
小袖 江戸のオートクチュール
2008年7月26日(土)~9月21日(日)
サントリー美術館(東京)
2009年4月14日(火)~5月31日(日)
大阪市立美術館(会期予定)

加賀友禅の店 ゑり華