友禅小物から作家作品きものまで揃う、加賀友禅の店「ゑり華」

明治、大正、昭和時代の女児の可愛い着物を展示

2010/9/4
加賀染織工芸サロン&館

残暑厳しいなか、9月です。
タテマチ本店、染織サロンでは時代衣裳は女児の着物特集です。
現代の子供の着物はとてもカラフルで綺麗ですが、それは最近の
こと。

明治時代まではとても渋いものです。
それは、色のない時代だったから。

今では当たり前の色がこの時代はとんでもないことだったのです。

大正時代になってようやく化学染料が普及してきました。
それでも今のような色目ではありません。
店主が想像するに、今まで使えなかった貴重な色「紫」をまず使った
のでは?と考えます。

人はその環境の中で、精一杯の表現を試みているのですね。

◆花岡コレクション加賀のお国染「時代子供の着物展」
◆会 期 : 9月2日~26日 水曜定休
◆ところ : 加賀染織工芸サロン 加賀友禅の店 ゑり華内
◆入場 無料

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束ね熨斗(のし)柄を集めて時代風呂敷展

2010/8/1
加賀染織工芸サロン&館

贈答品に「のしをかけて」と、デパートでも注文することが
ありますが、みなさん「のし」はもともと何かご存知ですか?

実は「あわび」なんです。そう、食べる高級な鮑です。
店主も初めはびっくりしました。なんと生臭いものをと。

「のし」という言葉も伸ばすという意味の伸すから来ています。
のしは初め「のしあわび」といって、鮑の身をかつら剥きして
薄く長く伸ばして乾燥させたものなのです。
栄養価が高く、長持ちすることから貴重な保存食として
神事の儀式のお供え物にされました。

江戸時代からは長寿の印として祝事や慶事の儀式に
高価な贈答品として使われるようになりました。

その後時代の移り変わりと共に、熨斗鮑を紙に包んだ
形を「のし」といって、贈答品に添えるようになり、鮑は
茶色の紙で代用され、現在に至っているわけです。

熨斗紙や熨斗袋の由来がここにあります。

熨斗飾りには「包み熨斗」と「束ね熨斗」の2種類が
みられ、この熨斗のデザインは江戸時代より着物や
工芸品の意匠に多く用いられました。

今回はこの束ね熨斗ばかりを集めた内容です。
ダイナミックで華やかな熨斗柄をご堪能ください。

■ と き : 7月30日~8月29日(日)
         水曜定休、AM10:00~PM7:00
■ ところ : 加賀染織工芸サロン
         金沢・タテマチ加賀友禅の店 ゑり華内
■ 入場無料

      ◇       ◇        ◇
風呂敷が見直されています。
レジ袋有料化も影響しているのでしょうか。
ゑり華・はなやでは楽しい風呂敷をたくさんそろえて
います。ネットでもお求めになれます

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加賀染織工芸館では唐草文様展

2010/7/30
加賀染織工芸サロン&館

本日から加賀染織工芸館は時代唐草紋様展。
主に布団などの夜具に使われていた、唐草紋様を伊勢型で
藍染にした約100年前の生地を展示しています。

「はなきもの」の柄の元になっているのもこの唐草文様。
花岡コレクションのこの中形から引用しています。
今回はとくにはなきものに使われているものを特集しています。

100年前の唐草文様と現代に蘇ったきものと見比べるのも
面白いですよ。
写真は本日の様子。
ちょうど本日からイベントを開催していて、暑い中を
たくさんのお客様がご来店されています。
ありがとうございます。

◆花岡コレクション「時代唐草紋様展」
◆平成22年7月30日(金)~8月29日(日)
    10:00~19:00 水曜定休
◆加賀染織工芸館 きもの 華や 加賀店内
◆入場無料

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JR加賀温泉駅隣 加賀染織工芸館では刺繍半衿を展示

2010/6/8
加賀染織工芸サロン&館

 

昔のひとはすごかった!
こんな感想とため息が漏れてきそうな展示です。

季節ごとの半衿をそれも、凝りに凝った素晴しい
刺繍の半衿を贅沢にもその都度付け替えては着飾った
ことでしょう。

今は単衣の季節。
絹地という単衣専用の生地に藤や菖蒲の柄をあしらって
います。
惚れ惚れする配色と品のよさですね。

日本刺繍がちょっとした人気となっていますが、
ご自分でもと言う方には素晴しいお手本になることは
間違いありませんね。

◆花岡コレクションより 時代半衿展
◆期間:6月4日より27日まで 水曜定休
◆場所:JR加賀温泉駅隣り 加賀染織工芸館 きもの華や内
◆入場無料

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懐かしの銘仙を展示しています。


加賀染織工芸サロン&館

タテマチゑり華本店内の加賀染織工芸サロンでは
時代銘仙展を開催中です。
アールヌーボー、アールデコに影響を受けたモダンで
斬新な色柄はちょっとすごいです。

日本にもこんな時代があったのか! という驚きと共に
時代の感覚を取り入れることの卓越した技量を感じない
わけにはいきません。
素敵な羽織裏の着いた羽織も出品。お楽しみ下さい。

お詫び・・・6月11日~14日は催事の為、展示物が
少なくなります。また、10日と15日は催事準備と
撤収の為休商状態となります。ご了承下さい。

◆加賀のお国染 花岡コレクション
   「時代銘仙展」
◆期間:6月3日~27日 水曜定休
◆場所:加賀染織工芸サロン ゑり華内
◆入場無料

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4月の加賀染織工芸館は時代袱紗展

2010/4/10
加賀染織工芸サロン&館

北國新聞の加賀版でも紹介されています。
最近は催事の初日に当たるものですから、店主自らが写っています。
本店とは又違った見え方になるのは不思議です。
特別の空間になるようですね。

袱紗は大切な方への贈り物の礼法として使われますが、最近では
その使い方さえ分からない方がほとんどです。

ご覧になっている、豪華な模様の入ったほうが実はウラです。
表にはご紋が入っています。

実際使う際は、紋を出して掛けます。
差し出した後、先方は一旦全てを受けて、奥で中身を頂いて、
領収書代わりの半紙などを入れて、今度は内側の豪華な柄や
想いを込めた文様をとくと拝見して、柄を表にしてお返し
するわけです。

つつみが立派であれば、中身も栄えるというわけですね。
つつむ理由はもう一つ、直接ということを嫌ってすること
なのです。
重厚に何重にも包んで大切さを表現しています。
旅館や料亭などでもご飯のお変わりは、お盆を差し出して
器を受け取りますよね。それと同じことなのです。

例えが宜しくないかもしれませんが、今はされていないので
知らない人がほとんどというのが現実です。
ちょっと意味をご理解いただけると、訪問先で手土産の
お菓子箱一つも、ショッピングバッグのまま、ハイでは
失礼すぎることもお分かりになると思います。
せめて、手提げ袋から出して、袋を畳んでその上に箱を
置いて、差し出していただければと思います。

本当は風呂敷に包みなおして、お持ちいただければ幸いですが。

◆期間 : 4月25日(日)まで 水曜定休
◆場所  :JR加賀温泉駅 隣り きもの華内
     加賀染織工芸館
◆入場無料 

     ◇      ◇      ◇
ちょっとお使い物を包むのに最適な風呂敷が無地の紫。
おい祝ごとでしたら加賀友禅模様ですね。

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タテマチえり華本店内のサロンでは時代小紋展

2010/3/30
加賀染織工芸サロン&館

江戸時代の武士の制服はご紋の入った着物に裃(かみしも)、袴(はかま)。
その生地の柄は何かというと、これが江戸小紋の鮫小紋に代表される
小紋です。

現代では身頃の脇で柄が合わなければ全て小紋というようになって
ちょっと店主は面白くないなと思っています。

極々小さな模様で構成されている小紋。
伊勢型という和紙に特殊な小刀で小さな円や形を彫った型で、
6mもある長い板の上に貼った白生地の上にその型紙で糊を置いて、
しごき糊という染料が入った糊で覆ってしまい、蒸して洗うと
最初の細かい型で置いた糊の部分が抜けて小紋柄になります。
遠目には全くの無地ですね。

簡単に言ってますが、これが大変緻密で根気の要る仕事なのです。
現在金沢では坂口幸市さん、裕幸さん親子が真面目にお仕事されて
います。

その坂口さんがとても感心して昔の職人さんの仕事を褒めます。
お祖父さんである中 儀延さんの話もよく出てきますね。

裕幸さんもとても上手になりました。今後が楽しみですね。

<花岡コレクション 加賀のお国染 時代小紋展>
時 : 平成22年4月1日~4月25日まで 10:00~19:00 水曜定休
処 : 金沢市竪町34番地 加賀友禅の店 ゑり華内
     加賀染織工芸サロン
入場無料
     ◇      ◇       ◇

小紋といえば、当店では小紋半衿を着物を楽しむ
アイテムとして販売しています。
春のお出掛けに一色添えてみてはいかがですか?

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愛情豊かな暖かいヴィンテージ子供の着物を公開

2010/3/8
加賀染織工芸サロン&館

JR加賀温泉駅隣のきもの華や内の「加賀染織工芸館」では今月、
綿の入った暖かな子供の着物を特集して陳列しています。

ご覧になった方は、結構渋いのね、と感想を言われますが、明治・大正時代が
主の花岡コレクションは現代のようなものは少なく、どちらかといえば、渋いもの
がほとんどです。

また、綿といってもこの時代の綿は「真綿」で絹の綿です。
日本では古来より、綿と云えば絹なのです。

不思議に思われる方も多いかもしれませんね。
もともと、木綿は江戸時代になって日本に入ってきましたから、それまでは綿は
絹の綿なのです。その後入ってきた木綿の綿と区別をするべく、「真綿」と表現
するようになりました。そしてコットンは木の綿と云うことで木綿になりました。

絹の綿は薄く伸ばすことができ、暖かいものです。大切な子供を寒さから守る
ために親たちは冬用の着物には綿を入れたのでした。

今回は手描きのもの以外に型友禅で華やかに染められた一つ身なども
展示しています。明治から大正時代の型染めは型枚数も多く、実に精緻に
染められていて、決して手描きに見劣りすることのないものばかりです。

珍しい「かぶと帽」も展示しています。3月28日まで。

ところ:JR加賀温泉駅隣 きもの華や 内 加賀染織工芸館
期間: 3月5日(金)~28日(日)10:00~19:00水曜定休
入場料 無料

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人物を描いたヴィンテージ袱紗を展示 本店サロン

2010/3/7
加賀染織工芸サロン&館

最近ではあまり使われることも少なくなっている袱紗ですが、
人生の大切な場面やそれなりの重要なお祝いの祝言の脇役として
活躍した古の面々を展示しています。

今回はその中でも人物を描いた袱紗を特集しました。
いろいろあるものです。

その中でも特に注目は「浦島太郎」ですね。

この浦島太郎は仕立てた状態ではなく、解いて1枚の布の状態でした。
今回の展示のために、学芸員の池田さんが裏地をあてて仮仕立てして
展示できる運びになりました。

毎月の展示物を約2万点のコレクションの中から選び出して1点づつの
キャプションという説明書きを作って、全体の解説、ポスターなど作成、陳列など
実に細かな仕事が多くありますが、そのほとんどは池田さんにお願いしてます。

店主は企画段階でのテーマ決めやサブタイトルなどソフト面で知恵を出すぐらいで、
池田さんのような優秀な裏方さんがいて初めてできる毎月の展示なのです。

加賀の人々の想いの込め方の重さと職人技の高さが伝わる、
面白く興味深い今回の展示になっています。お楽しみ下さい。

会期 : 3月4日~3月28日(日) 水曜定休
会場 : 金沢・タテマチ 加賀友禅の店 ゑり華内 加賀染織工芸サロン
      入場無料

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加賀染織工芸館では花嫁のれんを展示中

2010/2/7
加賀染織工芸サロン&館

華やかな花嫁のれんは人気NO.1ですね。
この時期、工芸館は一年の中でも特に賑わいます。

雪と蟹を目当てに、沢山の方が加賀温泉に見えるからです。
特に関西の方が多いのですが、口々にいいもの見せてもらって
ありがとう、と喜びの感想を述べてお帰りになります。

狭いようで広い日本の中でこの風習が残っているのも石川県
だけですから。それは珍しいものだと思います。

旅の最後にとても得した気分でお帰りになるお客様を見送りながら
嬉しい店主でした。

・加賀染織工芸館 JR加賀温泉駅となり きもの華や内
・2月28日まで開催。        水曜定休、入場無料。

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愛情にあふれた明治から昭和初期の子供の着物


加賀染織工芸サロン&館

2月4日から始まった、ゑり華タテマチ本店内の
加賀染織工芸サロンの展示は
とても可愛い、子供の着物たちです。

愛くるしさを振りまいていますね。

今回は型友禅の技法を使った華やかな子供の着物も展示しました。
何十枚もの型紙を使っての友禅は、手描きのものとはまた違った
華やかさをもっています。

なにより、生地全体を文様で埋め尽くすことは手描きでは大変な
ことですから。

可愛い被布(ちゃんちゃんこ)やかぶと帽子、背守りを付けた一つ身
なども展示しています。

加賀染織工芸サロン タテマチゑり華内にて。
2月28日まで開催。

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加賀の染織工芸館は時代夜着を展示

2010/1/3
加賀染織工芸サロン&館

金沢会場の展示を巡回しています。
金沢で見るのとは又違ったみえ方になると思うのは店主
だけでしょうか?

両方の会場を見比べる人はあまりいないと思いますが・・・

加賀の工芸館はその名が示すように、独立した贅沢な空間で
花岡コレクションだけを展示しています。

特に、今回展示した夜着は圧倒的な迫力があります。
四方その夜着に囲まれると、本当に圧倒されます。
背中に大きな家紋を配したものを特集しています。

これらは、花嫁が嫁入り道具の一つとして、用意したものが
多く、特に客人用に用意したものがほとんどです。
木綿で絵羽付けの柄の夜着を普段に使っている裕福な
家は、客人用に絹の夜着を用意して敬意を表します。

これらを客人用に使う家は中形や縞のものを普段使いに
用いたそうです。
いずれも、殿方でも家長用でご婦人方はもう一歩
下がって縞や無地のものを普段使いとしていました。

スタッフに迫力の秘密を教えるべく、会場の照明を消すと
浮き上がるその文様はまた違った表情を見せます。

本来はそういう暗いところに敷いてあるものですから、
鑑賞の仕方もこうあるべきかもしれませんね。

どのように見えるかを体験したい方は、是非スタッフに
申し出てください。

一瞬、江戸時代にタイムスリップした錯覚さえ起きそうな
そんな不思議を体感できるでしょう。

期間:1月31日(日)まで

ところ:JR加賀温泉駅 すぐヨコ きもの華や 内
     加賀染織工芸館
入場: 無料

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新年は時代花嫁のれん展 からスタートです


加賀染織工芸サロン&館

お正月らしい華やかな展示になりました。
花岡コレクションの中でも一番人気の展示です。

明治・大正・昭和戦前とその変容をご覧になれます。

正絹の縮緬で五巾(いつはば)のものはごく最近のものであることが分かります。

ご存じない方は、木綿で藍染の三巾の花嫁のれんを
不思議そうに見られます。
これもれっきとした「花嫁のれん」なのです。
時代と共に豪華になっていったことが理解できます。

七尾・一本杉商店街さんの花嫁のれん展の影響もあってか、
最近、花嫁のれんを作られる方が増えてきました。

嬉しいことではありませんか。
ご先祖への敬意と、その家のひとになるという決意を表した
花嫁とそのご両親の想いが伝わる大切な風習ですから。

期間:1月31日(日)まで
ところ:金沢市タテマチ 加賀友禅の店 ゑり華内
     加賀染織工芸サロン
入場: 無料

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タテマチ本店染織工芸サロン、今年最後は時代夜着展。

2009/12/3
加賀染織工芸サロン&館

加賀お国染コレクションの中でも最も大胆で面白い、
筒描き藍染めが夜着です。

今回は、大きな家紋を背負った夜着を特集しました。
大切なお客様や一家の長たるご主人様用のものになります。

堂々として、見事ですね。
足が出てしまうのでは? とご心配の向きもおられるかもしれません。

実は、この状態は綿を外した状態で、裏地も外した状態なのです。
この裏地が着物の八掛と胴裏と同じ役目で、八掛の裾や袖口の「ふき」
の部分が大きく出て仕立てます。

というわけで、これらは立派な大人仕様の夜着なんですね。

期間:12月3日より27日、日曜日まで。
ところ:加賀友禅の店 ゑり華内、加賀染織工芸サロン
入場:無料

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本日より時代加賀のれん展~加賀染織工芸館


加賀染織工芸サロン&館

本日より、今年最後の展示は加賀のれん。
普段掛けにされていた、外のれんです。

今回は鶴亀をはじめ、粋でお洒落なのれんを12枚セレクトしました。

 
    こちらは松に鷹。              そしてこちらは亀。

では、こちらはなんでしょうか?

正解は「鶴」でした。
これは、扇子で表現した鶴。
まさに「末広」と幸せが先へ行くほど広がるお目出度い柄。

なんとうまい表現ではありませんか。
外のれんは、遠目の美しさで魅了します。

期間:12月3日より27日、日曜日まで。
ところ:JR加賀温泉駅となり、加賀染織工芸館
入場:無料

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本店染織工芸サロンでは時代加賀のれんを展示

2009/10/31
加賀染織工芸サロン&館

加賀のれんの中でも「外のれん」といわれる普段掛けのものです。
いわゆる花嫁のれんとは異なり、華やかさはありませんが、普段から掛けるのれんとして、飽きの来ないお洒落で小粋なものが多いのです。

日本の美の象徴ともいえる、空間美を見事に表現していますね。

今回は筒描きの作品と型染めの作品を見てみましょう。
ともに素晴しいデザインと出来栄えです。

こちらは筒描き。
裏もしっかり表と同じように筒で描いています。
描くといっても糯糊で生地に模様部分をふさいでいると言ったほうが良いかもしれません。

  

糊を置いた後、藍甕に何回も入れて藍染して、最後に水洗いしてその糊を落としてしまいます。

糊でふさがれて藍に染まらなかったところが、くっきりと生地の白として上がります。

もう一つの外のれん、じつはこちらは型でその糊を置いてます。どこが違うか分りますか?

見分けるヒントは模様で重なっているところにあります。
目ざとい人はもう、お分かりですね。

  

そうです。手で置いた方は重なるところが、ちょっと太くなるんですね。
一方、型で糊を置いたほうはきっちり柄が出ます。重なったところも太らないのです。

それでは型の方が良い仕事なの?というとそうでもありません。
よく言う味が違うのですね。
ぐいっと力が入る所や跳ね具合など、型にはない魅力があります。不慣れなビビリも味の内ですね。

そんな処も見てもらえると嬉しいですね。

◇ところ : 加賀染織工芸サロン
       金沢・タテマチ 加賀友禅の店 ゑり華 内
◇と き : 平成21年11月1日(土)~27日(日) 
        AM10:00~PM7:00 水曜定休
◇入場無料

明日から時代長襦袢展~加賀店


加賀染織工芸サロン&館

~暖かくて粋な模様の長襦袢~
と題してお洒落な襦袢を11点展示しました。

今回は男物の粋な長襦袢も展示。
とてもかっこいいです。

店主もこんなのほしいな~と思うようなものです。
今は探してもなかなかありませんね。
当時の襦袢はほとんどが袷仕立て。

温暖化の昨今、この時代は暖房器具も十分ではなく着物を暖かく着る工夫をしていたのですね。

半衿もお洒落なものが付いています。
昔の人のお洒落に学ぶものが沢山あります。

◇ところ : 加賀染織工芸館 JR加賀温泉駅となり きもの華や 内

◇と き : 平成21年11月1日(土)~27日(日) AM10:00~PM7:00 水曜定休

◇入場無料

時代子供の着物展~加賀染織工芸館で明日から

2009/10/4
加賀染織工芸サロン&館

子供の夏のきものが展示されています。

男の子、女の子ともに可愛らしさが溢れるものばかり。

色は総じて古いものは地味に映りますが
今のように化学染料のなかった時代ですから、
藍染中心です。

華やかな色の着物は大正時代になってからのものがほとんどですね。

それでも可愛らしさを出そうと、赤い金魚を描いてみたり・・・
夏物だけに素材は麻が中心です。

みんな着物で過ごした時代。
子供も当たり前に、大事なときにはこんな着物を着て大人と並んでいたんですね。

なんとおしゃまさんな子供たちだったことでしょう。

◇ところ : 加賀染織工芸館 JR加賀温泉駅となり きもの華や 内

◇と き : 平成21年10月5日(月)~27日(火) AM10:00~PM7:00

◇入場無料

時代長襦袢展~本店にて開催

2009/9/29
加賀染織工芸サロン&館

~暖かくて、粋な模様の長襦袢~

温暖化でピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんが、
昔は、何かと寒かったようで、いかに暖かくするかという工夫が随所に見えます。


今回は男物の初出品もあり、粋な雰囲気も味わっていただけそうです。

中には半衿が付いたものもあります。
今では考えられない、組み合わせのものも。

昔の人はおしゃれだったんだなあと、感心されること請け合いです。

◇ところ : 加賀染織工芸サロン 金沢市タテマチ 加賀友禅の店 ゑり華 内

◇と き : 平成21年10月1日(木)~27日(火) AM10:00~PM7:00

◇入場無料

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100年前の唐草模様の風呂敷を展示しています

2009/9/5
加賀染織工芸サロン&館

JR加賀染織工芸館では、時代風呂敷展として主に明治時代に庶民の間で使われていた風呂敷を展示しています。

すべて、ゑり華・華やの会長である花岡慎一が収集した貴重な資料です。
手紡糸の木綿地に筒描き藍染です。

その素朴さと、何ともいえない筒描きの味が見る人を癒します。

新聞を見たという方が、小松方面からも来られました。
藍の素朴さがとてもお好きな方で、感動されていました。

こんな方がみえると、店主もお見せしてよかったなと嬉しくなります。

少しずつではありますが、工芸館ファンの方も増えています。
毎月の展示を楽しみにおこしになる方のためにも、楽しい企画を考えていきたいと思います。

■期 間 9月26日まで水曜定休 10:00~19:00
■ところ JR加賀温泉駅隣接 きもの華や内 加賀染織工芸館

秋草の子供のきものを展示しています

2009/9/3
加賀染織工芸サロン&館

金沢・タテマチゑり華本店内の加賀染織工芸サロンでは時代子供のきもの展と題して
残暑厳しい折、涼やかな薄物の子供きものを展示しています。

素描(すがき)と呼ばれる技法で描かれているものが多いです。
素描とは生地に直接筆で図柄を描く方法です。

絵心のある確かな技量が求められる仕事です。
繊細で緻密、それでいて華奢(きゃしゃ)な可愛らしさがあります。

実際、京都でも日本画の画家が副業として友禅の仕事もかなりしていました。
加賀でもそんな腕をもった日本画の描き手がこれらの仕事をしたかもしれませんし、
加賀の友禅師はこんな仕事を当たり前にこなしていたかもしれません。

いづれにして相当レベルの高い職人がこれらの仕事をしていたことは事実です。

愛らしい秋草柄の子供のきものを見てください。9月27日まで。

  

■ と き : 9月3日~9月27日 水曜定休、AM10:00~PM7:00
■ ところ : 金沢・タテマチ 加賀友禅の店 ゑり華 内 加賀染織工芸サロン
■ 入場無料

時代唐草紋様展~加賀染織工芸館

2009/7/30
加賀染織工芸サロン&館

JR加賀温泉駅隣の加賀染織工芸館では時代唐草紋様展を開催してます。

主に布団などの夜具に使われていた、唐草紋様を伊勢型で糯糊をおいて藍染した
ものを中形といい、約100年前の生地はすべて手紡糸で織られています。

マーガレット連載の葉月めぐみさん作「お嬢様はお嫁様。」(略してオジョメ)で
使われている唐草紋様は花岡コレクションのこの中形から引用されているのです。

加賀店でもオジョメ浴衣はご覧になれます。
お楽しみに。

◆花岡コレクション「時代唐草紋様展」
◆平成21年8月1日(土)~30日(日)
    10:00~19:00 水曜定休
◆加賀染織工芸館 JR加賀温泉駅隣り きもの華や 加賀店内
◆入場無料

明治・大正の加賀の唐草風呂敷を展示~お国染コレクション


加賀染織工芸サロン&館

今回の風呂敷のテーマは「唐草模様」です。

加賀に伝わる唐草のデザインは、どこかシャープで繊細なんです。

と語って下さったのは財団法人 林原美術館の館長 熊 倉 功 夫 先生です。
http://www.minpaku.ac.jp/staff/kumakura/

2002年に国立民俗学博物館で開催された「世界大風呂敷展」で出品した花岡コレクションに
ついてのコメントを頂いたのでした。当時、民博の研究部長さんでこの特別展を担当されていました。

加賀におもしろい風呂敷が沢山あるよと、熊倉先生にアドバイスしたのは
宮井風呂敷店の竹村昭彦顧問でした。

ちょうど7年前でした。熊倉先生と竹村さんが当店に出品用の風呂敷の選品にいらしたのは。

その竹村さんの突然の訃報を昨朝耳にして、呆然としました。

日本で唯一風呂敷博士といえる人でしたから。なんとも残念でしかたがありません。
ご冥福をお祈りいたします。

■ と き : 8月1日~8月30日 水曜定休、AM10:00~PM7:00

■ ところ : 金沢・タテマチ 加賀友禅の店 ゑり華 内 加賀染織工芸サロン

■ 入場無料

オジョメ浴衣の原点を展示しています。時代唐草紋様展

2009/7/9
加賀染織工芸サロン&館

今月から加賀染織工芸サロンは時代唐草紋様展。
主に布団などの夜具に使われていた、唐草紋様を伊勢型で藍染にした
約100年前の生地を展示しています。

葉月めぐみさんの「お嬢様はお嫁様。」(略してオジョメ)で使われている唐草紋様は
花岡コレクションのこの中形から引用されているのです。

ここに目を附けられた葉月さんもすごいのですが、
この斬新さがまたすごいのだと店主は勝手に納得しています。

ちょうど1週間後の17日(金)にはタテマチ本店にてオジョメ浴衣の発表会を
させていただこうかと、計画中です。

全国からの注文に追われている中で、プレタとして店頭にも並べるのは
失礼かも知れませんが、現物を見たいという方も多くいらっしゃるようなので
先ずは、本店でデビューさせようと思います。お楽しみに。

◆花岡コレクション「時代唐草紋様展」
◆平成21年7月2日(木)~26日(日)
    10:00~19:00 水曜定休
◆加賀染織工芸サロン 加賀友禅の店 ゑり華 タテマチ本店 内
◆入場無料

加賀染織工芸館では時代半衿の華盛り

2009/6/19
加賀染織工芸サロン&館

お知らせが遅れて、申し訳ありません。
当館の人気企画、時代半衿の登場です。

ご来館の方は男性の方でも、感心しきりでご覧になっていました。
衿にかける情熱を感じずにはいられません。

どんなきものに、どんな女性がこの半衿を附けていたのか・・・
想像するだけでも、楽しいではありませんか?

◆と き : 6月28日(日)まで 水曜定休
        10:00~19:00
◆ところ : 加賀染織工芸館
        JR加賀温泉駅隣接 きもの華や内
◆入場無料
 

現代のお国染め師 小林秀明の世界 in加賀

2009/4/30
加賀染織工芸サロン&館

加賀の皆様には初お目見えです。
金沢美大を出て、加賀のお国染めの世界に魅了され、40年近い年月をかけてこの境地に至りました。
小林さんは常に使い手のことを考えたもづくりと、落款が入るからには全て自分の責任で手がけなければという、大変厳しい姿勢を貫いています。

活動の大半をオーストラリアに求めるなど、広く世界を視野に活動するその姿はテキスタイルの中でも
特異な存在です。

作品のスケールの大きさに目を見張り、仕事の繊細さに目を奪われます。
まだまだ大きな展示場で見て欲しい氏の作品を当加賀染織工芸館でご覧下さい。

◆と き:5月1日(金)~31日(日)AM10:00~PM7:00水曜定休
◆ところ:JR加賀温泉駅隣り 加賀染織工芸館 きもの華や内
◆入場無料

筒描き友禅作家 小林秀明の世界 開催

2009/4/1
加賀染織工芸サロン&館

  

今月の染織工芸サロンは現代のお国染作家である小林秀明氏の作品展です。
「TUTUGAKI」を検索するとウィキペディアには英語版で小林氏が出てきます。
世界で活躍する友禅作家の一人なのです。

生地も織からの手配、また収集、筒描きの糯糊はもちろんのこと、デザイン、染、蒸し、縫製にいたるまで、お一人でこなします。氏いわく、落款を入れるということはそういうことだよね、と。

これまで、数々の大仕事をされてきた氏の足跡をしる貴重な展示です。
現代のまさに「加賀のお国染」職人である氏の仕事に対する厳しさ、
デザインの斬新さと大胆さを味わっていただければと思います。

◆と き : 4月2日(木)~4月26日(日)
        AM10:00~PM7:00
◆ところ : 加賀染織工芸サロン 金沢・竪町 ゑり華店内

◆入場 無料

小林秀明氏のホームページ

加賀では江戸末期から昭和初期の子供の着物を公開

2009/3/4
加賀染織工芸サロン&館

本物の押絵背守り紋がごらんになれるチャンスです。
ちょうどこの背守りを赤ちゃんTシャツにつけた可愛い新製品を発表いたします。
加賀に伝わる古き良き風習を現代に蘇らせたちょっと贅沢なTシャツです。

いつの時代も子供は宝。
子供の幸せを願わない親はいません。

その愛情の注ぎ方は十人十色ですが、昔の人は手作りのなかで
いろんな工夫をこらして、その願いを込めているんですね。

■内容 花岡コレクション~「時代子供の着物展」
■期間 平成21年3月5日~28日まで 
      午前10時~午後7時 水曜定休
■場所 JR加賀温泉駅隣り 加賀染織工芸館 きもの華や店内
     
■入場 無料

お国染の袱紗「鶴亀」を特集して公開


加賀染織工芸サロン&館

   

金沢竪町本店内の「加賀染織工芸サロン」では時代袱紗を特別公開しています。
今回は長寿と幸せの象徴「鶴亀」を特集しています。

その表現方法が色々有りまして、興味をそそります。
一見、鶴だけの柄に見えてもちゃんと亀が「亀甲」で表現してあるものが
結構あります。これを判じ物と言ったりします。

とんち問題のようで面白いですね。
今回の展示ではもう一つ、判じ物があります。
さて、何を表しているかは観てのお楽しみ!

■内容 花岡コレクション~「時代袱紗展~鶴亀文様を集めて」
■期間 平成21年3月5日~28日まで 
      午前10時~午後7時 水曜定休
■場所 タテマチ中ほど 加賀友禅の店 ゑり華本店内
      加賀染織工芸サロン1階、2階
■入場 無料

JR加賀温泉駅 加賀染織工芸館では「時代花嫁のれん展」

2009/2/5
加賀染織工芸サロン&館

お待たせしました。
花岡コレクション一番人気の花嫁のれんの登場です。

当館の来場が一番多い月が2月です。
戦後の割りに新しい花嫁のれんは最近いろんなところで企画されていますが
江戸末期、明治時代のものまではなかなかお目にかかれません。

花嫁のれんも最初はとても地味でした。
現代のように華やかなものに変っていく様子が一目で分かる展示です。

■内容 花岡コレクション~「時代花嫁のれん展」

■期間 平成21年2月5日~28日まで 
      午前10時~午後7時 水曜定休
■場所 JR加賀温泉駅隣り 加賀染織工芸館 きもの華や店内
     
■入場 無料

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加賀友禅の店 ゑり華